前回記事リンクと今回の前提
前回の記事(povoが最適解なのか今一度考える)で、比較を始める背景と前提を整理しました。
長年使ってきたpovoと楽天モバイルの料金やサービス内容について比較検討していきます。
※本記事内の料金・特典・条件は、2026年3月時点で各社の公式サイトに掲載されている情報をもとに整理しています。キャンペーンや特典、料金体系は変更される可能性があるため、検討・申込みの際は必ず最新の公式情報をご確認ください。
先に結論
料金と通話だけで見るなら、楽天モバイルにかなり傾きます。
特に、Rakuten最強プラン の段階制料金、20GB以上でギガ無制限かつ料金が頭打ち になること、Rakuten Linkアプリ利用前提で国内通話無料 になることは、povoにはない強みです。
都心部中心で使うなら、楽天モバイルはかなり魅力的だと思います。
月20GB前後なら料金差は小さく、通話まで含めるとむしろ楽天モバイルのほうが安く運用しやすい場面もあります。
ただ、現時点ではまだ乗り換えを決め切れていません。
実際に友人が山間部やトンネルで使えなかった場面を見ているので、料金と通話でかなり惹かれていても、通信不安が最後まで残ります。
Rakuten最強プランとは何か
楽天モバイルの基本プランは Rakuten最強プラン です。
大きな特徴は、使ったデータ量に応じて月額が変わる段階制 になっていることです。
料金は次のように動きます。
- 3GBまで:1,078円(家族割りで968円)
- 20GBまで:2,178円(家族割りで2,068円)
- 20GB以上は無制限:3,278円(家族割りで3,168円)
最強家族割 が適用されると、各段階で 毎月110円引き になります。
通話は、Rakuten Linkアプリ利用前提で国内通話無料 です。(通話の制限時間は特に明記されていませんでした)
魅力に感じたのは、主に次の3点です。
- 使い方によって料金が下がる段階制
- 20GB以上は定額でギガ無制限
- 国内通話無料(Rakuten Linkアプリ前提)
この3点が、年間トッピングで使っている povo とはかなり違うので、比較する価値があると感じています。
料金比較
比較対象
比較対象は現在私が使っているpovoで、プランは 360GB/365日:26,400円 です。
月(30日)換算すると、30GBで2,200円です。
データ料金の全体像
| データ利用量 | Rakuten最強プラン(税込) | 最強家族割適用時(税込) | povo 360GB/365日(税込・30日換算) |
|---|---|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 | 968円 | 2,200円 |
| 20GBまで | 2,178円 | 2,068円 | 2,200円 |
| 20GB超過後 無制限 | 3,278円 | 3,168円 | 2,200円 ※年間360GB以内 |
通話を含めて見た比較
| 利用パターン | 楽天モバイル 通常料金 | 楽天モバイル 家族割適用 | povo データのみ | povo + 5分かけ放題 | povo + 通話かけ放題 |
|---|---|---|---|---|---|
| 20GB未満 | 2,178円 | 2,068円 | 2,200円 | 2,750円(2,200円+550円) | 3,850円(2,200円+1,650円) |
| 20GB超 | 3,278円 | 3,168円 | 2,200円 ※年間360GB以内 | 2,750円 ※年間360GB以内 | 3,850円 ※年間360GB以内 |
※最強家族割は 毎月110円引き です。
※povo は 360GB/365日 を 30日換算した目安です。
※楽天モバイルの通話無料は Rakuten Linkアプリ利用前提 です。
この表で見ると、20GB未満であれば通話ありなし関係なく楽天モバイルのほうが安いです。
通常料金でも楽天モバイルのほうが少し安く、最強家族割が入ると大きな差額ではないですがさらに安くなります。
正直私は月3GB未満になることはないため、月20GB未満とギガ無制限での比較が有用になると思います。(3GB前後の利用量の場合、povoは他のプランにした方が安くなります)
20GB未満で通話かけ放題まで含めた場合、5分以内であっても楽天モバイルのほうがかなり安いです。
時間制限なしのかけ放題はさらに顕著で、通話を気にせず使いたいなら楽天モバイルはかなり魅力的 です。
問題は20GB以上の場合です。
楽天モバイルは無制限とはいえ、2,178円から3,278円と1,100円ほど値上がりしてしまいます。
5分かけ放題であればpovoの2,750円ほうが安く運用できる可能性が高いです。
ただpovoは年間で360GBという枠が決まっています。
突出して使う月があっても360GB以内であれば追加料金はありませんが、期間内で使い切った場合は次のプランを契約する必要があります。
(他社のような通信速度が遅くなる制限や、割高な料金でギガを購入する必要はないです)
楽天モバイルの場合は、0.1GBでも超過をすれば料金が上がってしまいますが、その代わり無制限かつ定額です。
言い方を変えると、20.1GBだろうが100GBだろうが同じ料金ということです。
場合によっては後悔するような場面もあるかもしれません。
なお、povoの年間トッピング(360GB/365日)については、私の運用実績ベースで別記事にまとめました。povo年間トッピングのコスパ
通話条件の違い
私の通話回数は、月2〜3回、1回5分以内くらいです。 (ネット通話は除きます)
ただし、「通話が少ない」といっても、単純に携帯からかけていないだけでもあります。
急ぎの用事でなければ、帰宅してから固定電話からかけることで携帯の通話料金が増えすぎないようにしています。
たとえばお店の予約のような電話も、急ぎでなければ固定電話からかけることがあります。
そのため、普段は povo に通話オプションを付けずに使っています。
楽天モバイルの強みはこの通話無制限にあると思います。
- Rakuten Linkアプリを使えば国内通話無料
- 面倒な工夫をしなくても、気軽に携帯から電話できる
一方で povo は、通話を足すと次のような追加費用がかかります。
- 5分かけ放題:550円/月
- 通話かけ放題:1,650円/月
私は通話が少ないので、現状ではpovoに毎月課金するほどではありません。
ただ、ネット通話にしたり固定回線からかけたりと意図的に使わないようにする手間が発生しています。
楽天モバイルの通話無料が最初から含まれていることで気軽に使えるという点は魅力です。
楽天モバイルには他に特典もある
楽天モバイルは、料金以外にも楽天市場関連のポイント特典や各種付帯がありますが、今回はまず 「回線料金と通話」 に絞ります。
特典面は別記事の 楽天モバイルの特典を整理 で整理しています。
U-NEXT 付帯プランまわりの確認は、別記事の Rakuten最強U-NEXTは本当に別契約よりお得か で整理しています。
現時点の結論
今回の比較で一番大きいのは、料金そのもの よりも 料金の動き方 と 電話利用のハードル だと思っています。
楽天モバイルの魅力
- 使わない月は安くなる
- 時間制限なしで通話無料
- 20GBを超えても定額でギガ無制限
- 家族割引が使える
- 都心部中心では通信が安定している(私の状況では)
povoの魅力
- 月(30日)換算で30GBで2,200円という安さ
- 年360GBという上限内でギガの使用量のブレを調整できる
- 都心部中心だけでなく、山間部やトンネルも含めて全体的にの通信が安定している
- 毎月のギガ残量や段階料金をあまり意識したくない
正直、都心部中心で使うなら楽天モバイルはかなり魅力的です。
月20GB未満なら料金差は小さく、通話まで含めると楽天モバイルのほうが安く運用できます。
料金は高くなりますが、ギガも通話も無制限に使用できるため細かなことは考えずにたくさん使用することができます。
ただ、20GBを超えると一気に値段があがるため毎月の使用量がちょうど20GB前後の人は逆に余計なストレスがかかりそうです。
ギガの使用量も平均30GB程度で通話も5分以内であればpovoのほうが安く運用できそうです。
また、私が最後まで気にしているのは 楽天モバイルで実際に使えなかった場面があることです。
楽天モバイルを使っている友人とツーリングに行った際に、山間部やトンネルで通話できなかった場面を実際に見ているので、自分自身の利用頻度と折り合いを付けないと乗り換えの決断まで持っていけません。
ただし、(前回の記事)で記載した、都内の圏外になる特定スポットでは楽天モバイルは使えていました。
なので余計に迷います。
検討する場合は、最新情報を必ず公式で確認するようにしてください。


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